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八十小路


 

*市民座
終戦の当座はみんな、それまで懸命に捲き続けていた発条が突然切れてはじけたような、捲き返そうとしても空廻りするばかりの、手ごたえのない虚しさの中に、ただ呆然としていた。
しかし、やがて来た世相のはげしいさま変りの中で、カマクラは鎌倉らしい動きを見せた。
それは「鎌倉アカデミア」や、「都道府縣対抗鎌倉一周継走大会」だった。いづれも、戦後の虚脱感をふきとばす、鎌倉らしい心意気を感じさせた。
若宮大路に「市民座」という野天の映写場ができたのも、それから間もなくだった。
低い土手で囲った空地に、スクリーンのあるステージと映写室があるだけで、観客は空地に並べたベンチに腰掛ける。
野天だから映写は夜だけだし、雨の日は無論休み。夏の晩、足もとに持参の蚊やりを置き、松風の音がする涼しさの中で見る洋画は極めて快適なものだった。



鎌倉のなかの明治
その1「段葛」  その2「海岸への道」  その3「別荘」  その4「海のことなど」  その5「人力車 自転車」  その6「松のある風景」
鎌倉のなかの大正
その1「鎌倉劇場」  その2「白切符 青切符」  その3「鎌倉能楽堂」  その4「自動車」  その5「遊覧馬車」   その6「外人客」  その7「海浜博覧会」  その8「海軍さん」  その9「洋食屋」  その10「第二の変わり目」
鎌倉のなかの昭和
その1「提灯」  その2「めいた町」  その3「海から来る春」  その4「暗かったころ」  その5「市民座」  

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